JR北海道写真館 鉄道のガイド
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石勝線

石勝線のおおまかな概要

石勝線を走る スーパーおおぞら
スーパーおおぞら


キハ40系

石勝線は南千歳〜新得を結ぶ線で、スーパーおおぞら や スーパーとかち などの列車が運行されています。

石勝線の歴史は浅く、現在の状態(南千歳〜新得を結んでいる)になったのは、1981年10月のことです。

それまでは、追分〜夕張を結ぶ、北海道炭礦(たんこう:ワープロで変換不可)鉄道や紅葉山〜楓を結ぶ(当初は貨物線だったが、後に旅客線に)線だったり という歴史があります。ただし、その時は、石勝線という路線名ではありませんでした。

石勝線が開通するまで、札幌から帯広・釧路などの道東に行く場合、札幌から滝川まで函館本線で、滝川から根室本線で、帯広・釧路などに行くルートが一般的でしたが、その短絡ルートとして、建設されています。

工事は1966年(S41年)に国鉄および鉄道建設公団で開始し、1981年(S51年)10月1日に開通となりました。

石勝線のルートは、千歳線の千歳空港駅(現在の南千歳駅)から室蘭本線の追分を通り、人里も何も無い山の中を通って、新得に抜けます。沿線に人里も何も無いことから、途中駅の数より、信号所が多いということが特徴になっています。

また、駅間の距離が長く、新夕張〜占冠間は楓駅が廃止になったことで、在来線の中で駅間距離が最長の34.3kmになっています。

石勝線の営業キロは150.6kmとなっていて、楓、占冠、石勝高原の3駅が新設され、楓駅の現在は信号所化、石勝高原は現在のトマム駅にあたります。

最も急な勾配は12‰、最小半径500m、トンネルは21ヶ所にもおよびます。線路もPC枕木が使用されています。

 

石勝線開通のメリット
なんといっても、札幌〜道東各地への移動時間が開通前の40〜60分も短縮されています。札幌〜釧路間の列車は、滝川を経由した場合、所要時間が6時間前後でしたが、石勝線ルートを利用すれば、4時間59分で結ぶことも可能になり、旅客輸送の改善に繋がっています。(現在はスーパーおおぞらで最速3時間45分)

ただし、ほとんどの特急がこちらの石勝線にスイッチしたことで、根室本線は幹線にも関わらず、田舎のローカル線同等になってしまいます。

 

石勝線で運行されている列車

スーパーおおぞら だと思ってください。

キハ283系気動車 スーパーおおぞら スーパーとかち

キハ283系の運行開始は、石勝線が開通してから、約15年後の1997年です。

当初はスーパーおおぞら のみに設定されていましたが、2000年以降は、スーパーとかち にも導入されています。現在は普通車のリニューアル工事が行われていて、全部の車両が改良工事完了になるのは、平成20年ごろだといわれています。

キハ183系気動車 とかち(現在新型車両製造中につき、詳細情報なし)

札幌〜帯広を結んでいる列車です。スーパーおおぞらの札幌〜帯広間の補助的な役割という感じです。特急とかち はキハ183系を使用しています。

ハイデッカー グリーン車と平屋建てグリーン車と両方の種類があります。現在は、キハ261系スーパーとかち の車両を製造中で、まもなく 特急とかち は、全列車スーパーとかち になります。

キハ183系気動車 まりも

札幌と釧路を夜行で結んでいる列車 まりも です。かつては、キハ183系は 特急おおぞら として、使われていましたが、現在では夜行のみの まりも号 となっています。

ただし、繁盛期になると、リレーとかちとして、国鉄色のキハ183系などが使用されています。

普通車と寝台車を連結して運転

キハ40系気動車 普通列車

石勝線で運転されているのは、南千歳〜新夕張〜夕張です。新夕張から新得は特急列車のみの運行で、普通列車は運行されていません。

かつては、楓駅もありましたが、現在は廃止になっています。

 
 

石勝線の特急料金不要で特急列車に乗ることが出来る特例

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、紹介します。

何度も紹介している通り、石勝線の新夕張〜新得は、特急列車しか運行されていません。そのため、普通列車に乗車したくても、乗車出来ません。しかし、新夕張〜新得を利用する場合、特急料金は不要で乗車することが出来る特例が設けられています。乗車することが出来るのは、普通車自由席のみで、指定席やグリーン車を利用する場合、特急料金が必要に。

この場合、普通乗車券のみで特急列車に乗車出来るのはもちろんですが、JR東日本&北海道パス や 青春18きっぷ でも、この特例を利用することが出来ます。(もちろん、特急料金もかかりません)

ただし、新夕張〜新得の駅をまたがって特急列車に乗車する場合、全区間の特急料金が必要になります。例えば、南千歳から新得まで乗車する場合、南千歳〜新夕張のみの特急料金で新得に行かれるわけではなく、南千歳から新得までの全区間の特急料金が必要になります。

この特例が利用する場合、新夕張・占冠・トマム・新得で乗車し、且つ、新夕張・占冠・トマム・新得で下車する必要があります。そのため、南千歳から新夕張まで普通列車を利用し、新夕張から新得まで とかち を利用し、新得から普通列車で目的地に行く必要があり、非常に手間がかかる手段なのです。

原則はこのルールなので、一度特急列車から下車しようと、特例区間外から特急に乗車している場合、全区間の特急彫金がかかります。このルールを守らないと、不正乗車になる可能性もあるのでご注意ください。

ただし、実際にこのルールを知っている車掌さんはあまりいません。

 
 

石勝線 全駅名一覧

石勝線は、全長 132.4km(南千歳〜新得) + 16.1km(新夕張〜夕張) = 150.6km です。そんな距離に関わらず、駅数は、たったの15駅となっています。

駅 名

よみがな

乗り換え列車 その他の情報

南千歳

みなみちとせ 千歳線 かつては、千歳空港駅。スーパー北斗や北斗の停車駅。
追分 おいわけ 室蘭本線  
東追分 ひがしおいわけ    
川端 かわばた    
滝ノ上 たきのうえ    
十三里 とみさと    
新夕張 しんゆうばり   普通列車の運行は ここまで
占冠 しむかっぷ    
トマム とまむ   かつては、石勝高原駅
新得 しんとく 根室本線 新得蕎麦が おいしいらしい。駅前にはトムラウシ温泉の銭湯が。
 
駅 名

よみがな

乗り換え列車 その他の情報

新夕張

しんゆうばり スーパーとかち・スーパーおおぞら・まりも  
沼ノ沢 ぬまのさわ    
南清水沢 みなみしみずさわ    
清水沢 しみずさわ    
鹿ノ谷 しかのたに    
夕張 ゆうばり   夕張メロンがおいしい?
 
 
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